若さは最大の武器!開業の決断は早めに!

学習塾開業するなら早いほうがいい!

学習塾を開業したい。そう思っている人の中には色々な人がいると思います。

大学に通っている人、サラリーマンとして働いている人、はたまた何か新しいことを始めるための準備期間の人もいるかもしれませんね。

どの人にも共通して言いたいことがあります。

学習塾を開業するなら、早いとこスタートを切って始めなさい。

若さは最大の武器である。多少年をとってくるとそのことを実感します。若いときにはそれがわからんのですけれど。学習塾経営においても、ご多分に漏れず若さは最大の武器となります。

かくいう私も、20代半ばで自分の学習塾を開業しました。このときは若さどうこうは考えていませんでしたが、振り返ってみれば若さ故のメリットもありました。

りきち
若さゆえの勢いで乗り切っていた部分がかなり多いです。

若さは願って手に入るものではありません。しかし、誰でも今が一番若いときなのです。

ここでは、早い段階で学習塾をはじめるメリットを述べていきます。

生徒が親しみやすく、人気が出る。

いうまでもなく学習塾はサービス業です。人対人の商売。あなたが接するお客さんは子ども達です。

おじさんとお兄さん。どちらが子ども達に人気が出ると思います?

学校に通っていた思い出してください。人気があったのは若い先生達だったんじゃないでしょうか。

わかりやすい例で言えば、教育実習に来た大学生は生徒達から大人気でしたよね。お兄さんお姉さん的な存在で、実習が終わるのが惜しまれるような。

勉強を教わる子ども達からしてみれば、自分と年が近い若い人の方がいいに決まっているのです。これは紛れもない事実です。

確かに、ベテランの先生にあるいぶし銀の魅力にひかれる子も多いですよ。しかし、その魅力に気がつくにはある程度の時間が必要になるのです。

通わなければならない学校とは異なり、学習塾の選択肢はいろいろあります。

評判も何もない開業当初は、問いあわせや初回授業などの短時間で生徒達の心をつかんでいかなければならないのです。

そのためには、できる限り生徒達と年齢が若い方がいい。そう思います。

保護者の方にもインパクトがあり、好印象。

保護者の方から見ると “若い先生が学習塾をはじめた!” となればこれだけでかなりのインパクトがあるのです。

自分で学習塾を開いたということはそれだけ実力があるのでは、と判断されますので。

もちろん、相応の実力でなければ干されてしまいますけどもね。ただの思い上がった若者と一蹴されてしまいます。

私は自分の学習塾のホームページに年齢(生まれた年)を載せています。そのため、開業直後は問いあわせで毎回年齢のことに突っ込まれました。

まぁ20代でしたからね。ある意味やむなしですわ。

そしてどの保護者に対しても、

りきち
自信があるので開業しました。勉強のことはこちらに全て任せてください。

と言い切っていました。実際成績をあげることに関しては自信がありましたし。

無意識に自分で自分を追い込んでいました。ある意味腹がくくれてよかったと思います。

中学生の保護者となると40代~の方がメイン、そして私は一回り年下だったので、何かと良くしてくれる方も多かったです。知り合いにチラシを持っていってくれたり、ご紹介してくれたりと。

もちろん、保護者の中には若いから不安という方もいましたよ。しかし私としてはよければどうぞのスタンスだったので、特にトラブルになったことはありません。納得して入塾したのであれば、若いことなどわかりきっていることですからね。

保護者
お若くてまだお子様もいらっしゃらないでしょう?

りきち
確かに子育てはしたことありませんが、小学生中学生の子達は大学生の頃から何人も指導してきました。よろしければご検討ください。

今は子どもがいるので、保護者の方から子育てのアドバイスをいただくこともあります。小中学生は結構な人数見てますけど、幼少期は経験ないですからね(笑)。

体力も勢いもあり、多少の無理も平気。

学習塾を開業して一年目は休みがないと思ってください。それだけやらなきゃならないことやるべきことがてんこ盛りなんです。産みの苦しみです。

もうはっきりいって、何かを開業するのは単純に体力勝負なんですよ。

何から何まで自分でやらなきゃならないですからね。あなたが倒れても代わりはいません。

せっかく生徒がきてくれたのに、頻繁に体調を崩していたら信用問題になります。信用が0の一年目に、信用が失墜するようなことがあれば再浮上は難しい。

また、年を重ねると体力的にきつくなり “学習塾を開業しよう!” という気持ちが薄くなっていきます。そんな状態で開業するよりも、情熱的な気持ちがあるときの方が、成功する確率は高いですよね。

そしてよりよい学習塾にするためにどんどん新しいことに挑戦していく必要があるのです。そのための行動力も若い方がある。

りきち
年々保守的になっている自分がいます…。

何より、挑戦し続ける人間は生徒達からもきらきらして見えるのです。

また、これは私だけかもしれませんが、学習塾で子ども達と接しているとあまり年をとらないように感じます。毎日少なからず生徒達からフレッシュなパワーをもらっているからかもしれません。そのパワーを受け止める体力と気力も、若い方が充実していますよ。

時間的な制約が少ない。

人生の早い段階で学習塾を開業すれば、学習塾のことのみに集中でき、時間の調節も簡単にできます。

しかし、結婚や出産などの人生の一大イベントと重なるとどうしても時間の配分を考えなければなりません。

結婚ならまだしも(失礼)、子どもが生まれたりしたらその世話の時間も確保する必要があります。学習塾も自分の家族も、大切な人生の一部。どちらかを犠牲にするわけにはいきませんよね。

その時間配分のことも忘れないようにしましょう。

もちろん、結婚や子どもが開業に不利と言っているわけではありません。

ただ、私は独り身のときに開業して時間を好きに使えたので、ライフプランの早い段階の方が動きやすいと考えています。

というか、子どもが生まれてからは一日の時間配分がかなりかわったので…。

りきち
子どもができて、保護者の方々のすごさがわかりました。

信頼と実績が学習塾の生命線。当然時間がかかる。

1日は24時間と決まっています。

これは誰でも平等で例外はありません。年齢によっても差がない。なので差がつくとしたら “早くはじめるかどうか” なのです。

人間の寿命はいいところ100歳です。単純に考えて、

25歳で学習塾を始めたAと、

40歳で学習塾を始めたBでは、

明らかにAの方が使える時間が多いですよね。

もちろん40歳だからどうこうではありません。60歳のCに比べれば40歳のBの方が使える時間は多いです。

要は、今が一番若く使える時間が多いのです。

子どもを預かる学習塾は、その地域での実績と信頼を積み重ねていくことが何よりも重要になります。それは一朝一夕にできることではありません。長い年月がかかります。

私は生まれ育った地元で学習塾を開業しました。大学のときからアルバイトとしてぶいぶい学習塾に関わってはいたものの、それは大学近辺エリアでの話。

地元で開業しても、かつての私の塾講師っぷりを知る人は誰もいません。0からのスタートでした。

しかしそれから十余年が経ち、現在では地域でそれなりの人気塾になっています。…たぶん。

開塾当初のように徹底的に宣伝をしなくても、生徒集めに苦慮することもありません。それは、私の学習塾が長い間実績を出し続けているという信頼があるからだと思います。

りきち
過去の私が今の私を、今の私が未来の私を助けるのですね。

くり返しになりますが、このサイクルができるは長い年月が必要になります。そのため、はじめるのであれば早いほうがよい。結果として若い方がいいと言うことになるのです。

実績を積むための試行錯誤も、時間があれば十分にできます。

もし学習塾を開業したいのであれば、即座に行動に移ることをおすすめしますよ。

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