学習塾経営者は子ども好きでなければならないか。

子どもが好きなの?よく言われます

学習塾を経営するというと子どもが好きである必要があるように思われます。むしろそうでなければ学習塾経営はうまくいかないという風潮すらある。

しかし実際問題、子どもが好きであることは学習塾を経営する上で重要でしょうか。

私はというと…考えたことありません(笑)。

もちろん子どもは嫌いではないですけど、いなければ死んでしまうほど好きかと言われるとそうでもありません。んまぁやや好きくらい?五段階評価で四くらい。

りきち
我が子ならともかく、生徒を目に入れたら痛いと思います。

でも、目の前にがんばりたいという人がいれば全力で応援してあげたいですね。

子どもが好きというよりは、がんばる人が好きなんです。そんな感じです。

今日も学習塾ライフは楽しいです。はい。

学習塾では子ども好きが時にマイナスに働く。

子どもと接しない学習塾はありえません。どうやったって子ども相手がメインの仕事になります。

なので学習塾を開業するにあたって子どもが苦手で大っ嫌いというのは困ります。しかし、そういうわけでないならあれば別に子どもが大好きでなくてもよいと思いますよ。

むしろ子ども好きすぎるであると、学習塾の経営にマイナスに働く場合があるんです。

子どもに理想を持ちすぎて幻滅する。指導も強く言えない。

ちょっと辛めのこと言いますよ。

子どもが好きという人は、どんな子どもでも好きなんでしょうか?

悪ガキでも、生意気小僧でも、分け隔てなく好き?

ひょっとして、素直な良い子が好きなだけで子どもが好きと思ってるのでは?

そりゃ学習塾にきてくれる子の中には良い子もたくさんいますよ。しかし良い子であっても、ほとんどは勉強ができない子勉強をしない子です。

子どもを天使のように思っていて、そんな子達を学習塾で指導したいと考えているならちょっと考え直した方がいい。幻滅しますよ(笑)

学習塾は子どもに勉強をさせるところです。これは例外ないでしょう。

りきち
…勉強することが好きな子どもなんていますかねぇ。

その天使に勉強をしなさいと言うわけです。がっつり魂込めて言えますか?

好きな子に嫌がることをさせるわけです。

迷いなんて見せたら子ども達は全然言うこと聞きませんよ。

学習塾の指導では、時には子どもに嫌われても構わない覚悟で物申すことも必要です。

子どもが好きな人、そのへんの覚悟は大丈夫でしょうか。本当にいろんな子どもがきますよ。みんな可愛い生徒達ですけどね。

りきち
本当の意味で子ども好きなら、その子のためを思って厳しめの指導ができるはずだ!(無責任)

自己犠牲が過ぎる。

これ結構な人そうなんですけど、教育に携わる人間はコスト意識が低い。

よく言えば献身的ですが、悪く言えば自分を犠牲にして利益にならないサービスをし続けます。

特に子ども好きの人の場合、生徒に頼まれれば無料で休日を削って教室を開けてあげたり、何時間も補習授業をしたりするんですよ。

そして、

“自分は生徒のために素晴らしいことをしている!”

と満足する。

いやそりゃ確かに子ども達のために身を削るのは素晴らしいですよ。

それが無償のボランティアであるならばね。

しかし、あなたがするのは“利益を出すための学習塾の経営”あり“無償のボランティア”ではないのです。

時間は誰でも平等。1年365日の1日24時間です。

資産家が余生に無償でボランティアするならまだわかる。

しかし仕事として学習塾を営むのであれば、利益につながらないことに仕事の時間を使うのはマイナスでしかありません。

安易にサービスしすぎることは、限られた時間を圧迫することに他ならず、ひいては経営を破綻させることにつながります。

一度はじめたサービスを辞めた場合、通っている生徒と保護者からしたらサービスが悪くなることに他なりませんよ。

保護者1
前は日曜日も無料で補習をやってくれたのに。

保護者2
○○ちゃんはやってもらえたのに、うちの子はないの?

保護者3
生徒が増えてきたらサービスが悪くなったわ。

責任もって継続できないことは簡単にはじめるべきではないのです。

良かれと思って始めたことも、周りにしてみればそれが当たり前の基準となります。それがなくなったとなればマイナスととります。

そのことを忘れて子どものためにどんどん時間を削って過剰にサービスしてしまう。

自分が使える時間が少なくなれば利益も少なくなる。体調も崩す。そして経営が傾き出す。

大好きな子ども達のためにいろいろ自己犠牲した結果、せっかく開業した学習塾を廃業しなければならなくなる。

子ども好きが経営にマイナスになる理由です。

もしそういったことをやるのであれば、

“日曜補習が本来は○○円のところ、キャンペーン中につき無料!”

“開校感謝期間につき、先着何名までヶ月無料補習します!”

など集客の目的を明確にし、あらかじめ期間を区切って実施したりした方がよいでしょう。

子ども好きだからこそ経営のことも。

学習塾業界はビジネス意識が薄い人が多いです。良くも悪くもね。

学習塾経営をするということは“教育者”でもあり“経営者”でもあります。

子ども達の未来のために粉骨砕身指導する。それは素晴らしいことですよ。

ただ、自分の習塾を続けるにはお金がかかります。

子ども好きの教育者だとしても、利益を出して学習塾を運営していく経営者なんですよ。

お金あっての指導ですからね。お金が尽きれば、それこそ子ども達のために何も出来なくなります。

もちろん子どもに接する仕事なんですから、子ども好きでならばそれに越したことはないでしょう。

ただし、大切なのは線引きをしっかりできるかどうかです。

りきち
ちなみに、適度な距離感がある先生の方が生徒達に慕われたりしますよ(笑)。

経営を持続させるため、利益のことも考えているか。

趣味やボランティアではなく、仕事としてお金をもらって学習塾を経営するのです。経営的な面は絶対に忘れないようにしてくださいね。

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