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学習塾を開業するなら、ブログを必ず作る。
生徒を集めるにあたり、ホームページが重要であることはもはやいわずもがな。
それに加え、生徒の集客にはブログも同じくらい重要なのです。
ブログを開設し、ホームページに更新情報をリンクしましょう。
ちょっとここで、適当な町の学習塾を検索してホームページを見てみてください。
流行っている学習塾は、ほぼ間違いなく日々ブログを更新しています。毎日変化があるのです。
反対にホームページにブログのリンクがない塾や、ブログはあるのものの更新が去年で止まっている塾は…
見てどう感じました?なんかホームページに動きがなくないですか?停滞しているというか…負のオーラが出ているというか…
言葉は悪いですが、ブログをちゃんと更新していない学習塾の人間ほど、“生徒が来ない…” とかぼやくのです。やることちゃんとやってからぼやいてください。
子どもを預かる学習塾という立場上、生き生きフレッシュ新鮮感はとても重要です。これからまだまだ成長するぞっていう。
なんであれ変化があるものは、人は見ていて楽しい。反対に、変化しないものには人は興味を示しません。
ましてや趣味や行楽ではない、学習塾のホームページですよ?せっかく見てくれた人に、少しでもいい印象を与えたいです。
ブログの内容は色々考えられます。単純なお知らせであったり、テスト後の実績であったり、勉強方法や受験情報、たまにあなたのプライベートなど。
ホームページとは異なり、ブログであればフランクな文章が書けます。なので、ブログを書いている “あなたの人となり” もわかるのです。見ている方も親しみがわきますよ。
学習塾は人が人に勉強を教える場所。学習塾一番の商品は、あなたという人間。自分の子どもがどのような人間に教わるのか、気にしない保護者はいませんよね。
それを風通しよく知らせるには、ブログを作って更新するのが一番です。
凄まじきブログの威力。
多くの塾は、自塾のホームページからブログへリンクを貼っています。
学習塾の教室という空間は、非常に閉鎖的な空間です。
その塾へ通っている子でなければ、中の様子などは全然わかりませんよね。
スーパーみたいに何も買わないでも歩けるわけじゃないし、カフェみたいな気軽さもないし。
ホームページなどで情報や写真を載せたとしても、普段教室内でどのようなやりとりが行われているのか、指導している講師はどんな人間性なのか、外から知ることはほとんどできません。
そこで定期的にブログを更新していき、生きた情報を外部に発信していくのです。
入塾を考えている家庭は、間違いなくブログを見る。
そして、入塾を考えている家庭はその生きた情報を求めているのです。
ブログに書いてある文章の雰囲気、生徒とのやりとり、テスト後の記事…全てが入塾の検討材料になります。
問いあわせをしようか迷っている家庭の最後の一押しがブログの記事になるかもしれませんよ。
正直私は塾のブログを作った直後は、
とか考えて記事を書いていました。
お恥ずかしい話、お世話になっている学習塾仲間の先生達から「ブログはやった方がいいよ!」 と言われてとりあえず作ったものでしたから。
ところが少し時間が経つと、
という問い合わせが増えてきました。
入塾検討をしている家庭は、候補の学習塾の情報を隅から隅までしっかり見ています。大切な自分の子どもに関わることですから、そりゃそうですよね。
油断は禁物でした(反省)。現在もがんばって毎日更新しています。
意外にも、在塾家庭の方がブログを見ている。
ブログの話をすると、“インターネット上だから不特定多数に向けて記事を書いて宣伝する” と思いがちです。
しかし、ブログを更新する本当の目的は、現在学習塾に通ってくれている家庭に見てもらうことなのです。
生徒が入塾しました。その後、その生徒の保護者と接する機会ってどれくらいあると思います?授業のときに教室にくるのは基本生徒だけですよね。
つまり我々学習塾が保護者と接するのは “面談のとき” くらいなのです。
ほとんどないといっても過言ではない。つまり子どもが入塾したあとの保護者も、その後の情報を得ることができない。
そこでブログの出番です。
自分の子どもが勉強する勉強する学習塾ですもの、ブログが更新されていけばアクセスしてくれます。
その保護者はブログで、教室内での出来事やテストの結果の賛美、勉強の方法やあなたの熱い思いなどを見る。
あなたの文章で、保護者の心をがっちりつかむのです。
保護者は自分の子どものことなので、あなたのブログを見る。そうするとあなたの学習塾のことが頭に浮かぶ。そこで心をつかむ。心をつかめば、またブログを見てくれる。
少しでも頭にあなたの塾のことが残っていれば、保護者間での話題に出やすくなります。そうすれば口コミにつながるのです。
ブログを利用するときに気をつけたいこと。
このように、ブログは非常に便利です。しかしインターネットを利用する以上、注意しなければならない点もいくつかあります。
記事の更新は何が何でも行うこと。
生徒の顔写真や特定されるような記事は控える。
ネガティブな内容や批判的な記事は書かない。
この3点です。
記事の更新は何が何でも行うこと。
繁盛している学習塾の多くは、ほぼ毎日ブログを更新しています。そうすることでその学習塾の情報が多く伝わり、継続するという人間性も感じられるというわけです。
一番困るのが途中で更新を辞めてしまうことです。
何かを調べているときに、数年前にブログが止まっているホームページを見たことはありませんか。
まだこのお店はやっているのかな?
ここ連絡して大丈夫かな?
情報が古いホームページを見ると、こう思うでしょ。保護者の方もいっしょです。
特に学習塾の場合は、毎日勉強をしようと指導する立場になります。
更新が止まっていては “先生はブログをほったらかしているのに…” と、説得力がなくなっていきますよ。
言い方あれですが、小学生の日記の宿題みたいなもんじゃないですか。毎日ちゃんとやりましょう。
生徒の顔写真や特定されるような記事は控える
ブログ記事を載せるということは、それが永遠にインターネット上に残るということになります。
生徒の写真や特定される個人情報などには細心の注意を払ってください。
下手なことをするとごめんなさいでは済まない問題になります。
教室の雰囲気や生徒達ががんばっている写真を使いたいという場合は、事前に保護者や生徒達の同意を得てからにしましょう。
ネガティブな内容や批判的な内容は書かない
個人事業主というのは孤独なものです。時には誰かに愚痴りたくなったり、くだを巻きたくなったり、鬱憤を晴らしたくなることもあるかもしれません。
わかります。わかりますよ。それは本当にわかる。わかるけど、
絶対に憂さ晴らしや愚痴話を塾のブログでやらないでください。発信する意味がまったくありません。
グダグダ言う人間に自分の子どもを預けたい保護者はいません。この人とは関わらない方がいいかも…と思われたら一発でアウトです。
また、批判的な内容も避けてください。
何かを批判するということは誰かの気分を害する可能性が高くなります。どこで誰がつながっているかわかりません。わざわざ敵を作ることはないのです。
たまにすげぇ内容のブログがありますけど、あれば差別化の一種なのかな…。
ネガティブな内容も批判的な内容も、大切な自分の子どもを預ける保護者の側からすれば、不安をあおる材料にしかならないのです。そんなものを載せても百害あって一利なし。
管理人りきち的まとめ。
ブログを書いていると、それはもう色々な事を書きたくなってきます。自分が書いた文章を読んでくれる人がいるってだけで、とっても嬉しいんですよ。みなさんありがとうございます。
しかし、入塾を検討する家庭や在塾している家庭をターゲットとして、集客目的でブログを書くということを忘れないでください。
詳しいことはわかりませんが、副次的な効果として、ホームページにリンクしているブログを更新していくと検索順位の向上に一役買ってくれるとか。
記事の最後に学習塾名とか毎回入れてあるブログあるじゃないですか。あれがそれのようです。
ただ文章を書くということをしばらく続けていくと、どうしても主観的な見方に偏ります。
知らず知らずのうちにネガティブなオーラが出ていたり、とらえ方によっては誤解を生む文章も出てくるかもしれません。
なので、友人や家族に時々ブログを読んでもらい、忌憚のない意見をもらいましょう。
他の人から見た印象を教えてもらうことで、また新たな発見がありますよ。