学習塾のテキストや教材の入手方法は?

塾用教材は市販されていない!?

いざ学習塾を開いて生徒に授業をしようとなったとき、どの教材どのテキスト使うか決めておく必要があります。
教材によって難易度はまちまちですし、どのような学年や生徒を対象に指導するかによっても使用する教材は変わってきます。

りきち
生徒に配布するものは、家で保護者の目に入ることもありますよ。

吟味を重ね、十分に納得したテキストを使用したいです。

しかし、塾用の教材は市販されていません。なので一般書店やアマゾンでは買えないのです。それが付加価値でもあるんでしょう。塾専用という。

さぁ困りましたね。

基本的に塾用教材は、教材会社から購入することになります。

電話やメールで学習塾の登録をして、これとこれ何冊くださいと注文、あとは宅配便が届けてくれます。代金は代引きでも払えます。意外と簡単ですよ。

りきち
ヤフオクやメルカリで塾教材の新品が買えることがありますが、どの教材会社も教材の転売はNGを出しています。個人ならともかく、学習塾を開業するなら正規ルート以外で買うのは…というかかなり割高ですよ。

しかし、学習塾業界に身をおいた人や塾教材マニアならまだしも、普通は教材会社の名前なんて(失礼)ぱっと浮かばないと思います。

なのでここでは、学習塾を開くにあたりまずどこの教材会社に連絡をしておけばいいかを説明していきますね。

独断と偏見で選んだ、代表的な教材会社。

前もって申し上げておきますと、これからあげる教材会社が全てではありません。他にもいい教材を取り扱っているところもあると思います。

とりあえず、学習塾を開くならこのへんは押さえておこうよラインナップです。私の独断と偏見ですけど。学習塾業界の一般教養的な。その知識があってニッチな知識が生きるのです。基礎あっての応用でしょ、いいね?

日本教材出版

『日本教材出版』

はずせないのはここです。

教材を出版している会社というよりは、販売代理店に近いかも。

電話して初めてでこれから学習塾を開きたいと言うと、いろいろ教えてくれます。

とりあえずここのカタログは取り寄せましょう。150ページくらいあり、見てるだけでも楽しいです。

代表的な学習塾用の教材会社(エデュケーショナルネットワーク、学書、文理、好学出版など)は網羅してくれていますので、ここだけでも学習塾開けるレベルですよ。

“基本~標準~発展”とカタログに教材の難易度も載せてくれてます。ホームページで教材の立ち読みができるのもいいですね。

びびっときた教材があれば、制作している教材会社に直接問いあわせてみるのもありです。個々の教材のことであれば、作っている会社が一番詳しいですからね。

育伸社

『育伸社 学習塾・私立学校専用の教材出版社』

“iワーク” “ほーぷ” “シリウス21” など、聞いたことある人もいるかもしれません。iワークはとても綺麗なテキストです。理科社会のテキストがカラーで驚きました。

近くの営業所に電話して注文します。私が初めて電話したとき、見本も送ってくれました。とても親切です。

“育伸社メンバーズサイト”なるものがあり、会員になると「テストエディタ」「成績アップ管理ツール」「補充プリント(確認テスト、記述対策など)」「保護者向けの手引き」など、先生向けの便利ツールや授業のサポートツールが使えますよ。

教育開発出版株式会社

『教育開発出版株式会社』

“Keyワーク” “新中学問題集” などの会社。“eトレ”も有名です。

教科書準拠のテキストとしてKeyワークを採用している学習塾、結構あります。

また新中学問題集は“新中問”ともいわれ、中学生用問題集としては1位2位を争うほど有名(だと思う)です。問題数がとにかく豊富で、演習にはもってこいですよ。学習塾だけではなく、私立中学校でも新中問を使っているところは多いです。

eトレもデータベース教材では古参なので、近くに導入している塾もあるんじゃないですかね。

こちらも営業所に電話して注文。その後わざわざ直接営業の方がご挨拶にきてくれました。定期的に見本も送ってくれるのでとても助かっています。

フォレスタシリーズ(スプリックス)

『塾教材フォレスタ 株式会社スプリックス』

“フォレスタ” 近年急激に頭角を現してきた、森塾(株式会社スプリックス)という塾が開発した教材です。いわく、日本で初めての個別指導専用の教材。

個別指導用なので用途が限られますが、使いやすいテキストです。赤シートで隠して覚えることもできます。全国から定期テストの問題を回収し、出題傾向を分析してテキストへの掲載内容を検討しているとのこと。年々改良がされています。

テキストを購入するには一度担当者と直接あって説明を受ける必要があります。その後はインターネットで注文して代金は口座引きおとし。直接会うとなると二の足踏む人もいるかもしれませんが、これから学習塾を開業するなら、現場の話を聞けるのでいいと思いますよ。

何はともあれ、教材展へ行こう。

どの教材会社の教材がおすすめか、という話もあって当然です。私もよく使う教材は決まっていますからね。

ただどの教材が良い悪いとなる前に、実際に自分の目で見てみなければ始まりません。人はそれぞれ良いと思うものは異なりますので、必ずテキスト実物を手にとって見ましょう

りきち
何事も “百聞は一見にしかず” ですよ。

教材会社の多くは、定期的に街中のイベントスペースを借りて教材の展示会を実施しています。ときには何社か合同で実施されることも。新年度に向けて、年明けの実施が多いかな。

一度にたくさん教材を手にとって見ることができ、疑問点はその場で聞ける。しかもその場で見本をくれる会社もあります。

大きめの都市での実施になりますけど、足を運ぶ価値はあります。

問い合わせるときや営業の人などに、近いうちに教材の展示会がないか聞いてみてください。メールアドレスを登録しておけば、メールマガジンでもお知らせがきますよ。

一般書店で買える市販教材にもいいものはあります。しかし、学習塾用教材の方が洗練されているのは事実です。

最前線で学習塾教材を使用している先生達からの要望を受け、それを全国の営業所で共有。内容も日々改善されていますからね。

りきち
私は学習塾開業10年ちょっとですけど、10年でも同じテキストで結構変化が見えます。

私は前のレイアウトのがよかったなぁと言うときもある。…たぶん意見反映されないけど(泣)。

学習塾を開業するにあたり、教材選びは商売道具を選ぶこと。自分がこれだ!と思うテキストを探す必要があります。

そりゃそう簡単には決まりませんよ。でも、色々なテキストを見ていると教材会社の工夫が見えてきたり、使って指導しているときを妄想して楽しいです。私だけかな。

なので、学習塾教材を知るためにはとりあえず教材展へいきましょう。あれは規模の大きいホームセンターへ行ったときのわくわくしたテンションに近い。私だけかな。

そこで教材会社の人と話をすればいいのです。テキストは消耗品なので、教材会社はこれから長くお世話になります。貴重な情報を持ってきてくれることも多々あるので、積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。

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