
塾総合保険ってなに?
はっきり言ってインターネットで調べるより、近くの代理店へ電話して最新の資料を送ってもらった方が早いです。加入するかどうかはそれから決めればいい。
どんな補償が?金額は?
私の学習塾の保険は損保ジャパンにお願いしているので、そちらを例にあげますね。まぁ他会社の保険も、ほぼ同じだと思います。
塾総合保険は、“学習塾の管理下において、生徒が思わぬケガをした場合や、生徒や経営者が法律上の賠償責任を負った場合に補償が出る”といったもの。
補償には大きく分けて3つパターンがあります。
『① 塾の経営者の賠償責任』
塾の経営者が生徒のケガなどで、法律上の賠償責任を負うときの補償
『② 塾の生徒の個人賠償責任』
塾の生徒が塾で誤って他の生徒等にケガを負わせたことによって、その生徒(両親)が法律上の賠償責任を負うときの補償
『③ 塾の生徒の傷害』
塾の生徒が塾の管理下や塾との往復途上において、ケガをしたり、死亡したときの補償
パンフレットの一部を載せておきます。具体例としてはこんな感じ。
あまり想像したくはないですね。しかし、考え出すとキリがありません。
学習塾の側が賠償責任を負うなんてことになったら、経営どころではなくなってしまいます。その賠償責任を補償してくれるのが塾総合保険です。
補償の金額と掛け金は、
こんな感じですね。普通の保険といっしょで、補償が手厚くなればなるほど保険料もあがりますね。
でもこれ掛け金をよく見てください。
一番良い保険にしても、生徒一人あたり年額355円ですよ。月額じゃなくて年額です。
たぶん、思ったより安いと感じるのではないでしょうか。
それで多少なりともリスクに備えられるのであれば、と私は加入しました。
日々のニュースを見ているとこのご時世、何があるかわかりませんからね。
※詳しい内容は保険代理店で確認してください。
塾総合保険、まとめ。
私の学習塾は現在も、この塾総合保険に加入しています。
幸いにして、現在までこの保険のお世話になったことはありません。これからもお世話にならないのが一番です。
最初は純粋に補償の目的で加入したんです。しかし、少し経つと副次的な効果が見えてきました。
塾総合保険に加入しているという学習塾はそこまで多くないため、保険に加入していると少し差別化ができるのです。
私の塾のホームページには “万が一を考えて塾総合保険に加入している” と明記してあります。
と、問いあわせのときに保険に触れてくれる保護者もいらっしゃいます。
もちろん保険が問いあわせの決め手ではないでしょうが、多少なりいい印象を持ってくれてるんじゃないかなぁ。
学習塾は人が多く集まる場所です。まして子どもが集まる場所ですので、行き帰りも含めてこちらの想像を超えた問題が発生することもありえます。
もちろん、全ての問題に塾総合保険で対処できるわけではありません。
ですが、トラブルやリスクへの備えの1つとして塾総合保険があるというのを知っておきましょう。